花音に着くと綾香さんがよろこんでくれたけど、流星が一緒にいる事に驚いていた。


そりゃ、おどろきますよね。


「どうして流星も一緒なの?」


流星が綾香ママを睨み付けた。


「ママは何企ててるの。俺とみやを別れさせたい訳?それとも今さら嫉妬。」


綾香さんの顔が曇った。


流星言い過ぎだよ。


「私は雅ちゃんのピアノ聞いてみたいと思っただけよ。急にピアノ弾く子が辞めてしまったしね。雅ちゃんにホステスはさせないから心配しないで。」


流星は納得しない。


「流星の束縛には驚かされたわよ。雅ちゃんは流星にこんなに愛されて幸せだね。」


やっぱり綾香さんは今でも流星が好きなんだね。


どうして、自分の気持ちを隠したりするのか。


流星は綾香さんの気持ちに気づいてるの。