晴香先生はかなり上機嫌で。


高橋先生にお酒を進めてるし。


「高橋先生今日は飲みますよ。ここにいる時は流星は高橋先生の恋人。」


晴香先生が流星を高橋先生の隣に座らせる。


そうだった、ここはホストクラブ。


私は勇気を指名した。


一人取り残された気分でお店の様子を眺めていた。


薄暗い店の中に光り輝くミラーボール。


ホストの乾杯の声と女性の笑い声。


高橋先生が笑顔で流星と話してる、その姿は幸せそうだな。


女たちはみんな知っているんだ。


ここは夢の世界で現実ではない事を。