次の日は流星の車で学校の前まで送ってくれたけど。


これから毎日流星が学校まで送ると言い出した。


真っ赤なポルシェはかなり目立ちます。


車から下りようとする私にいきなり流星がキスをするから、誰にも見られていませんようにと祈った。


車から下りると高橋先生がいたので、おはようごさいます と声をかけると。


「朝から見せてくれるわね。ポルシェなんかに乗ってお金持ちの彼氏だなんて、卯月先生が羨ましい。」


見られたのが高橋先生で良かった。


高橋先生は流星だと気づかなかったみたいだし。