綾香さんは一時間ほどいて、一緒に来た女の子と自分のお店に帰って行った。


明良さんは違うお客様についているので、流星と二人切り。


「みやに成実と綾香ママの事話さなくてごめん。怖くて話せなかった。俺の過去を話たら、みやが離れてしまいそうで、話せなかった。」


流星が震えているのが分かった。


もう回りに誰がいるとか気にならなくなっていたから。


「心配しないで、流星の過去聞いても驚いたりしない。流星の過去も含め私は流星のすべてを愛したい。」


私から流星にキスした。


心の底からそう思えたから。


流星の全てを愛したいと。