みやありがとうと抱き締める流星のキスは止まらない。


明良さんが止めてくれた。


上手く息が出来なくて流星から解放され、大きく息をする。


「流星やりすぎ。雅ちゃんが困ってるよ。」


緩んだはずの流星の腕に又抱き締められる。


「明良に何処まで聞いたか知らないけど、俺がこんなに好きになったのは雅だけだ。」


初恋の彼女がいつまでも流星の心の中に生きてると思うと切なくてたまらない。


私の全ては流星で一杯なのに、悔しいよ。


流星の過去全て好きになりたいし、ホストの仕事も理解したいと思う。