今、流星は何を考えてるのかな。


そんな恐い顔止めてよ。


「大丈夫なんかじゃない。みやは明日から化粧しないで眼鏡をかけていけ。服も地味なのに戻して、それとスカートは禁止だ。」


ちょっと待って下さい。


流星そんなの無理だから。


見た目は関係ないと思いますが。


「あのね、流星……………」


流星がため息をついた。


「俺が悪かった。」


流星、謝ったりしなくていいから。


「私はそんなにモテないから、心配いらないよ。」


これじゃ反対だよ。


私が流星に嫉妬してたのに。


流星が私に嫉妬するのも愛情だから。


私は嬉しいんだと言いたい。


流星が好きだから嫉妬してしまうし、流星も私が好きで嫉妬する。


ごめんね、流星。


流星の胸に顔を埋める。


「お互い好き過ぎて嫉妬してしまうわけだな。」


うん、そうだと思う。


「高橋先生とは本当に何もないから。」


分かってるよ、流星。


流星の事信じてるから、もう心配しない。


愛してる、そのことばを言いたいの。


流星、愛してる。