流星は私を無視してトラックに荷物を積み込んでいた。


本当に勝手なんだから。


「もう終わったから食事に行こうか。彼には二度とみやに連絡しないように言って来たから、新しい彼女もいたから、部屋に行かなくて正解だったな。」


そう言う事だったんだ。


だから流星は私があの部屋に行かないようにしてくれた。



ありがとう。


颯人はどこまでも私を人をバカにして、流星は止めとけなんて言うし。


颯人がまだ私を好きでいるなんて、少しでも思った私は本当に大バカものだ。


流星ごめんね。


「みやの携帯かして彼とはもう連絡とらないでほしい。」


渡した携帯から颯人の連絡先を流星は消した。


もうこれで全てが終わったのだから、気持ちを切り替えて前に進もう。


私には流星がいる。


それだけで幸せな気持ちになった。