身勝手なこの男に怒れ携帯を持つ手が震える。


流星が心配しているから、今から荷物を取りに行く事を伝えて電話を切った。


何だろうこの気持ち。


着替えたくても服がない事にきづく。


服は洗濯機の中だし、今着てるのは流星のジャージ。


顔はスッピンで髪はゴムでポーニーテールにした。


流星がこんな高校生いるよなとからかう。


流星の車で行く事になったけど、流星は何故かスーツに着替えた。


「流星お店に行くの。」


「今日は休みもらった。」


休みでもスーツなんだ。


ジャージ姿の私とスーツを着た流星は何故か不釣り合いだ。