二週間ぶりに流星の病室を訪れた。



病室のドアをノックすると、中から可愛らしい女性の声が聞こえる。



病室に入ると、流星がベッドから下りて椅子に座った。



彼女がすぐそばに行き、流星の体を支え。



「流星さん少し微熱が続いているんですよ。」



そう言えば元気のない顔。


流星は笑顔でいった。


「奈美は心配性だね。」



彼女は奈美さんて言うんだ。


良かったね。


流星が信頼できる人が出来て。



私の心は決まったよ。


私は奈美さんに流星と二人だけにしてほしいと頼むと、奈美さんは分かりましたと病室を出て行った。