泣きたいのを必死に我慢した。



流星にかける言葉が見つからない。



ここでサヨナラしたら私たちは終ってしまう。


流星との関係をこんな事で終わらせたくなから、今日はこのまま帰る事にした。



「流星さん今日は失礼しますね。明日は学校がお休みだから又来ます。今日はブルースカイでピアノ弾く日だから、行って来ます。」


私が部屋を出ようとすると流星がブルースカイでピアノと言う言葉を口にした。



明良さんが流星にブルースカイが分かるのかと聞くと、流星は首を左右に振る。


「ブルースカイは流星のお店で、雅ちゃんがそこでピアノを弾いているんだよ。」



流星に明良さんの話が通じたのか。



流星は何も思いだけないと頭を抱え込んだ。



流星、ごめんね。