敬祐と思い出話しをしているとドアがノックされた。


「敬祐先生、流星さんが目を覚まされました。」



私の心臓がドクンと鳴る。


「流星君に会えるか。無理しなくていいから。」



このまま帰る訳にはいかない。



流星に会いたくてここまで来たのに、こんなんじゃためだな。



敬祐が後ろから私を締めた。



「無理しないで僕じゃ駄目かな?僕は今でも君が好きだ。
流星君には悪いが、彼が雅を幸せにするとは思えない。」



私はそんなに無理してるようにみえるのかな。



流星に会う事が流星に又辛い思いをさせてしまうのだろうか。



私たちはもう会わない方がいいの。


流星、教えてよ。