敬祐が事故当時の話をしてくれた。



交差点で信号待ちをして、青になりゆっくり車を発車させたら、流星が倒れるようにぶつかってきたので驚いたと言う。



あまりの衝撃にびっくりして、彼は気を失う前確かに、「みや。」と一言いったんだ。



その後病院へ行き検査もしたが、どこも悪い所はなくて、彼は自分の名前もどこから来たのか、すべてを忘れていたんだよ。



僕の車があたったわけだから責任を感じて、この病院へ入院させた。



彼が持っていた携帯から、明良さんにかけたんだよ。


まさかね、彼の恋人が雅だったなんて本当に驚きだ。


私も本当に驚いた。