泣かないでよ、流星が泣くと私も泣けてしまう。



「行ってらっしゃい。」



何度もキスを繰り返した。


この温もりを絶対忘れたりしない。



「早く行かないとお店遅刻するよ。」



私は流星の背中を押した。


「永遠の別れじゃないから、さよならは言わない。待ってるから、何年でもずっとここで流星の帰りを待ってる。」


流星が泣いてるのが分かったけど、流星は振り向く事なく、背中を向けたまま。


「みや愛してるよ。俺を信じて待っいてほしい。ベッドの上に手紙置いたから読んで、行って来ます。」



流星は軽く手を振りマンションを出て行った。


待ってるから。


しばらくの間、バイバイ。