その日は流星がマンションを出るギリギリまで愛し合った。


出勤時間なのに流星は私から離れようとしない。


流星はもう覚悟を決めたの。



もうここへは帰って来ないつもりなのかな。



確かめるのが怖いから、いつも通りに見送った。



サヨナラは言わないから。



だって。別れではないでしょ。



必ず又会えるなら、ずっと待ってていいかな。