目を覚ましたのはベットの上だった。



しかも服を着ていない。



いや下着すら身につけていない。



これってかなりヤバい状態でしょ。



今日は何曜日だっけ。


学校は大丈夫?


落ち着くんだよ、雅。


昨日は金曜日のはずだから、今日は土曜日で学校は休みだ。

「ああ、良かった。」


思わず声が出てしまい、今さら横に男が寝ている事に気付く。

ヤバいこの状況はもしかしてあれですか。


で、この男誰。


「あんた誰よ。」


ベットから起き上がった男も裸だった。


「みや、覚えてないの。」


覚えてないと言っていいのか、私は裸であなたといるのでしょう。


教えて下さい。


「みや、可愛すぎ。」


私を抱き締める裸男。


離れて。


ベットから突き落とした。