松本はあっさりと自分の席に座ってしまった。 え、えぇ…。 もしかしてあたしたち、付き合ってないとか? 『付き合おう』って、言われたわけじゃないけど…。 言ったわけでもないし… ただ両思いなだけで……。 あれ? 松本、あたしのことすきだって言ったけど、ほんとうなのかな? あたしが弱ってたから、元気出させるために、あたしの喜ぶことしただけなのかも、しれない…。