「べつに、いいけど」 「俺らだけで遊ぼーぜ」 「あ、うん」 期待しない、ときめたものの。 俺らだけで。二人きりで。 そんな言葉にどきどきしてしまう。 友達として、遊ぶ。 そんなふうに素直に喜ぶことができるのは、いつになるのか。