「ごめん!椎名くん。ボール取ってくれる?」
体育の時間のバスケット。
美保からパスされたボールが上手くキャッチ出来ずに男子の方まで飛んでいってしまった。
ボールは、椎名くんの足元まで跳ね返りながら転がっていった。
すると、頷いて椎名くんは、ボールを拾って私に投げた。
椎名くんの投げたボールを今度はしっかりとキャッチ。
何故だかその時、
しっかりと椎名くんと目が合い、彼は私をじっと見ていた。
正確に言うと、
私も彼を見つめていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…