「やだな。なんか恥ずかしい」 顔を手で覆った。 千秋優志くん。 入学以来、ずっと気になってた人。 だけど、今は… 違う。 彼と出会ってしまったから…。 「あたし、トイレ行ってくるね」 寝ぐせを直す為にトイレへと向かった。 そして、トイレから戻ってくると、千秋くんはそこにはもう居なくて、椎名くんがいつも通り座っていて、ドキッと胸がなった。