ふたたび君に恋をする


「俺で良ければ、教えよっか?」

「え?いいの!?」


思わず声のトーンが上がった私。


「いいよ。あ、でも、放課後でも良い?出来れば、学校の外で」

「?…うん。いいよ。あ、ファミレスとか?」

「うん」




どうして、わざわざ学校の外なのか分からないけど、あまり疑問を持つのはやめた。



とにかく、追試を合格するのが大事だ。