「そういうことならさ…俺が、結花の送り迎えするよ」
「え?」
なんだかわけが分からない。
なんでそんなことに…?
「千秋くん、冗談だよね?」
私の問いかけに、千秋くんは不適な笑みをこぼした。
「俺の家、結花の家の先だから、ちょうどルート的に良いからさ。そうするよ」
どうして、千秋くんが私の家を知っているのだろう?
私は、頭が真っ白になって何も言葉が出てこなかった。
「じゃあ、優志に任せようかな?あたしより、頼りになるだろうし。結花のことよろしくね」
「おう」
勝手に話が進んでいる。
呆然としている私を尻目に美保は先に帰って行った。
隣にはニッコリと笑う千秋くん。
その姿に、
不適にもドキッと胸が鳴ってしまったーーー

