「星見に行かない?」 椎名くんの突然の言葉に目が点になった。 「え?星?」 「うん。明日の日曜日。14時に学校の校門前で待ってるから。来るまで待ってる」 「え?」 椎名くんは、そう言うと足早に図書室を出て行った。 私は、しばらく茫然と立っていた。 もしかして… 誘われたの?私…?