虹が架かることを信じて



「お前、名前は?」

「え?えーっとさ、佐々木虹架....です」

いきなり名前を聞かれたからびっくりした。

「虹架...ついてこい。」

「え?え、どこに?」

「いいから」

そういうと彼は黙って歩いて行ってしまった。

遅刻しそう、いや、もう遅刻してる私は一刻も早く学校に行きたいんだが、この男の子が私と同じ制服を着ていることに気づいてついていくことにした。