え?でも美保って‥‥ 「ナオトと、付き合ってるんだろ?」 俺がそう言うと、美保は驚いた顔をして首を横に振った。 「付き合ってないよ! そんな時もあったけど‥‥それはもう二ヶ月以上前のことだもん」 「え!? 昨日海で花火した時、ナオトからの告白されただろ‥‥?」 美保は小さくうなづき、言った。 「うん、智也も知ってたんだね。 告白、されたよ。 ‥‥でも。 断ったんだ」