何も言えないまま、美保を見ると美保と目が合った。 美保は4人組に取り囲まれていて、すごく不安そうな顔をしている。 囲まれて逃げ場のない美保は、ただ不安そうにうつむくばかりだった。 ‥‥しっかりしろ、俺! 今ここに居るのは俺だけなんだぞ。 俺が美保を助けなくてどーすんだよ!? 俺はすうっ、と大きく深呼吸をした。 俺が美保を助けなきゃ。 ‥‥チャンスは、一度きり!