「あ、智也! たこ焼き屋さん見っけ!」 美保が少し離れた所にあるたこ焼き屋を指差した。 「あ、本当だ! じゃあ、あそこで買おっか」 「うん、そうだね!」 俺と美保は、たこ焼き屋の前まで行き、 列に並んだ。 並んでいる人はせいぜい五人くらいだし、そんなに待たずに買えそうだ。 今焼いてる所みたいだから、少し待たないといけないけど。 「智也、これ五分くらい待つよね?」 「あぁ、たぶんそれくらいじゃないかな、 いま焼いてるみたいだし」