それから普段の授業が終わり、お昼の時間がきた。



お昼の準備をしているとこっちに誰かが来てあたしの席で足を止めた。





「清川君……?」




「今日、話したいからさ…、二人で食べねぇ?」




メールの事ね。



「乃亜ー!ご飯食べよ?」



雅人に浩輔、結衣のメンバーもあたしの席に集まった。




「ごめんね、今日はちょっと…」



「俺もパス」



あたしたちの反応に浩輔がニヤついた。




「あっれぇ?もしかして二人とも……」




違うってーの!この際、誤解を生まないようにしなきゃ。




「違うから!清川君の相談に乗るの‼︎」




「ちぇ、つまんねーの。じゃ、俺ら行くなー‼︎」




三人とは今日食べずに二人で屋上に向かった。