「じゃあ晴加戸締りよろしくねー!」




晴加に戸締りを任せてあたしは学校に向かった。






やっぱり、こんなに早いと誰にも会わないか。




1人で学校に着き教室を開けるとやっぱりいない。




自分の席にリュックを置いて、日誌を取りに行った。




「失礼しまーす」



「おー、玉岡か。お前、日直だよな?」




ほい、と日誌を渡された。




「あと、頼みがあるんだけど学校の花壇に水やっといてくれないか?日直の仕事で入れようと思ってるんだが」



学校に花壇なんてあったっけ?



まぁ、水をやるぐらいなら簡単だし。




「わかりました、ところで花壇てどこですか?」