女性恐怖症彼氏

「あー……、とりあえず、家どこ?送ってくよ」



「あ、ありがと……」



清川君と並んで帰り道を歩く。





帰り道ってこんなに気まずいものだっけ…。



今のやりとり以外話してない…。




「あ、のさ……」




「はぃっ⁉︎」



急に話しかけられてびっくりして声が裏返っちゃった……最悪。




「そんなビビんなよ…。今日は、その……いろいろありがとな、ホント」




照れたのか、こっちに顔を向けない。




「いーえ、清川君もいろいろと大変だね」




「………まぁ、な」




?



歩いていると、突然清川君が止まった。




「どうかしたの?忘れ物?」