黑い野良猫

千花と2人で階段を上がり、4階の1年生の教室が並ぶ廊下に出た。
私たちの学年は8クラスもあり、学校の中でも人数が多い学年らしい。4階しか全学年を揃えて教室を並べられなかったらしく、私たちは3年間4階固定らしい。


階段は二つある昇降口からそれぞれ伸びており、1年生の靴箱は3年生の靴箱とつながっており、ちょうど間に階段がある。もう一つは、2年生の靴箱から伸びており、校舎を3分割した折り目の部分にそれぞれ昇降口が付いている。そして教室の配置は、2年生の靴箱側の方から1組2組3組階段を挟み4組5組という風に配置してあり、私たちは靴箱から遠い教室だった。

私「教室遠いね。これがこれから毎日なのか(^_^;)」
千花「そうだね、荷物も多いだろうしただでさえ家から学校までも遠いのに、学校行くだけで1日の体力使い果たしちゃいそうだね(泣)」

そんな会話をしながら千花の教室の前までたどり着いた。

私「千花、なんかあったら私のところにおいでね?いつでも話聞いてあげるからね!お互い頑張ろう!」
千花「うん、そうだね!私頑張る!」
私「そうそう、その感じ!
そしたら後でね!一緒に帰ろう!」
千花「うん!また後でね!」

千花と別れ自分もクラスに入った。
私のクラスには、見かけない長身の男の子がいた。
私服ではなく、学ランだからだろうか少し男らしく見える。
きっともう一つの近所の小学校出身なのだろうと思いながら、私は自分の名前が書いてある席に着いた。