高嶺の花




「まぁ、この一ヶ月ハードだったからな。みんなほんとによく頑張ったよ。


オフの3日間ゆっくり休めよ。」




「ありがとう。朔もね。」




朔は私の5歳上なんだけど
いつも相談乗ってくれるし、すごく頼れるし、お兄ちゃんみたいな存在。




電話を切ると一気に眠気が増す。




「もうちょっと寝るか…」




私はカーテンを閉め、もう一度眠りについた。