「夏目!皇哉くん!一緒にカラオケいかな〜い?」 こんな寒い日にこれでもかってほどスカートを短くして 明るい色の髪の毛をふわふわと巻いた女子の集団が寄ってくる。 「あっ♡い〜ね〜! 亜美も皇哉くんたちと行ってみたい!」 「ねっ?いこーよ!」 「ごめんね〜皇哉は今日俺と…」 「わり、俺帰るわ。」 机の横にかけてある荷物を持って教室をでる。 「え!ちょ!!は?皇哉ー!!!」