小学四年
私が、総長になって、間もない頃。
あいつはつぶしにきた。



レイ「殺してやる!!!!」



私は、辰巳目掛けて、走っていく。



ボコッ


ボキッ


グハッ


「やめろ。」


レイ「誰だ。邪魔する奴は殺す!」



「落ち着け。」



私の手を強く握ったのは、
魁人と名乗る男だった。


「お前は、我を忘れてる。いいか、こいつを殺しても、お前の親は帰ってこない。現実を受け止めろ。」



レイ「いやだいやだいやだ!!!!」



ボコッ



ヨリ「何してんだ!!」


イクト「頼!」


「大丈夫だ。」