「…ってなわけなんだけど… だ、大丈夫?」 「いや、こんなにも自分を好きになってもらった経緯をスラスラ述べられると……」 恥ずかしくて火が出そう。 そのままチラっと橋本くんを見る。 こんなクラス、いや学校全体の女子に好かれてる人が…私を、好き? なんか現実離れしてて、私は幻覚でも見ているのか。という気分になる。