放課後、いつものように猫と遊んでる木村くんを呼び止める。
「ねぇ、どうしても女子と会うの嫌?」
「嫌。なんでクラスメイトと改まって話さなくちゃいけないの。」
うん、普通はそうなるよね。
「でも、あんなにお願いされたら断れないよ……」
すると木村くんは立ちあがった。
「帰るよ。送っていくから立って。」
「…………やだ。」
その場に座り込み、動かない。
「は?」
「木村くんがその女子に会うって言うまで動かないもん。」
すると木村くんはため息をついた。
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