「そか、ありがとう。」 笑顔でそういえば、 「まぁ、おまえみたいなやつを好むやつなんて猫くらいだよな。」 クスクスと笑いながらいう木村くん。 うん、私はなぜか猫には好かれるんだよね。 「それでもいいや。私がモテないことくらい自覚してるし。」 自覚くらいしてる。私はモテないから捨てられたんだよ、あの人に。 「……なんか泣きそうな顔してるけど俺の言った言葉そんな傷ついた?」 心配そうに顔をのぞきこまれる。