次の日、学校。 制服で隠れるため、つけていく。 「はよ。」 朝、木村くんが登校してきた。 「おはよっ!これ、ありがとう。」 先生にばれないようにネックレスを見せる。 「あぁ……」 プイと顔を背けるから照れてるんだな、とわかる。 「別に……たまたま見つけただけだから。一番安くて店員に勧められたから買っただけだから。」 「えへへ、それでも嬉しい。 でも木村くん、本当は私が欲しいって言ったこと……」