「千智……?」 『本当、これで最後なんだ。もう会わないし、話すこともないから。 頼む。最後だからさ……!』 千智の涙と、何回も繰り返される『最後』という言葉が気になる。 「わかった。だけど、その日泣いてる理由聞かせてね?」 私がそう言うと千智はハハッと笑った。 『おまえにはなんでもお見通しなんだな。』 そりゃそうだよ。小さい頃からずっと一緒にいたんだから。 『教えるよ。ってか、教えないけないことだから。 サンキューな。日曜日。楽しみにしてる。じゃーな。』 そう言って電話が切れる。