「この間、海にいたあの男だれ?」 「……彼氏だけど。」 警戒しながらそう答えると千智は目を細めた。 「へぇ、あんなイケメンと付き合ってんだ。釣り合ってねーから。」 「知ってるわよっ!」 なんで木村くんが私を好きになってくれたかなんてわからない。 釣り合ってないことくらい重々承知している。 「……おまえ、遊ばれてるんじゃね?おまえみたいなやつをあんなイケメンが本気にするわけねーよ。 多分、本命別にいるって。」 何言ってんの?遊ばれてるわけないんだから?