夏休み、今日から夏休みだーっ!



翌日の朝、私は1人はしゃいでいた。



「ふふっ、」



自然と笑みがこぼれる。



初日だし、ゆっくりするのもいいけど……。



せっかくの夏休みだもん、遊ばなきゃ!



【木村くんの家行くねっ!】



【いいけど、俺いないから、少し待ってて。】



すぐに返信が来た。……めずらしいな。



それより服を選んで木村くんの家へと急ぐ。



今家にいないって言ってたけど一応インターホンを押す。



すると、



「はーい、どちらさん?」



ヤンキー系男子が木村くんの部屋から出てきた。