俺の気持ちなめんなって……



ヤバイにやける。


1人ニヤニヤしていると、ベッドに放り投げられる。



「あのさぁ、もっと丁寧に扱いなさーー」



もっと丁寧に扱いなさいよ。


そう言おうとしたけど木村くんの表情を見たら言えなかった。



「くそっ……じゃあな!」



木村くんはそう言って乱暴に部屋を出ていく。



ーー顔を真っ赤にさせながら。




木村くんが帰った後、お母さんから質問攻めにあうのは言うまでもないーー