「そ、そうか。」



やっと聞けた木村くんの声。



それと同時に温かいぬくもりに包まれる。



「そうか、よかった。嬉しいよ。」



そっと木村くんの背中をつかんで見ると、



「可愛いことすんなバカ。」



そう言われてしまった。




「っ、好き。」



「あぁ。付き合おうか。」



「うんっ……」



私は前に進むんだ。



本当に、大好きです。木村くん。