休み時間。 「ちょっ、みっちゃん、何帰ろうとしてんの⁉︎ 」 留年危ういみっちゃんが帰ろうとしていた。 「え、だってダルいし。」 「いやいや、少しくらいは我慢しよ? 留年になっちゃうよ?」 私がそう言うとみっちゃんはニコリと笑った。 「かんがえたんだけどさぁ、最悪留年でもいいかなって。」 みっちゃんのその言葉に反論する。 「だ、ダメっ!みっちゃんがいなくなったら私……」 するとみっちゃんはため息をついた。