……本当は手を繋ぎたいけどな。 なーんてな。 「とりあえず帰るぞ。荷物持ったか?」 聞いておきながら自分の目で確認して引きずるようにして部屋から連れ出す。 「うん……って、わっ…」 靴を履き玄関を出るとだいぶ日が落ちてた。 やっぱこの暗さ1人は危険だな。 しかもこいつ無防備だし。 「ほら、帰るぞ。」 「待って、靴紐が……っ」 そんなコイツを無視して歩き出す。