「ちょっ、しかもなんで下りてるの⁉︎ 屋上は上だって!」 「黙れ、教師にバレるだろ。」 そして気づいた時には中庭にいた。 「ここなら誰もいないだろ。」 「は、うん、いないと思う。」 そして木村くんはいつもの地味系男子に戻る。 「……で?どうすんの?授業サボっちゃったけど。」 「んー、帰るか。」 「は⁉︎ 何言ってーー」 思わず叫ぶと口を塞がれる。 「黙れ、バカが。」