むとうさんの身体は肉体美というか、実用的な筋肉がついていてすごくバランスがいい。
何を想像しているんだ、私は。
でも、この人の身体に触れてみたい。急に意識しだすと止まらなくてそわそわしてしまう。
「おい」
「え、あ、はい!」
「なんか面白い話ねぇのかよ。」
なんだこの無茶振りは!
「はぁ…ないですよ。ハードル高すぎです。」
「じゃぁなんでもいいから、お前の話しろよ。」
私の話…確かに、今まで私がむとうさんに質問して、そこから話が広がって…。自分のことを話す機会がなかった。
自分の話というと…。このところだと、達也のことしかなくて。でもそんな話してもしょうがない。
かといって、笑いを誘うような話をカラッとできない。むとうさんは…本能的に私を緊張させる。この人には全て見透かされるような気がして嘘がつけない。
何を想像しているんだ、私は。
でも、この人の身体に触れてみたい。急に意識しだすと止まらなくてそわそわしてしまう。
「おい」
「え、あ、はい!」
「なんか面白い話ねぇのかよ。」
なんだこの無茶振りは!
「はぁ…ないですよ。ハードル高すぎです。」
「じゃぁなんでもいいから、お前の話しろよ。」
私の話…確かに、今まで私がむとうさんに質問して、そこから話が広がって…。自分のことを話す機会がなかった。
自分の話というと…。このところだと、達也のことしかなくて。でもそんな話してもしょうがない。
かといって、笑いを誘うような話をカラッとできない。むとうさんは…本能的に私を緊張させる。この人には全て見透かされるような気がして嘘がつけない。

