大きく伸びをする。
狭いシートで、寝返りなんてできなかった。
両手を下ろし、ナオヤを見る。
「んー…ッ」
彼も目覚めたようだった。
「おはよ」
「…あー、はよ」
寝ぼけ眼を擦りながら、ナオヤも大きく伸びをした。
「今何時?」
「6時半すぎ」
「げ、まだそんな時間かよー」
目覚めてしまった自分を悔やむ様な声。
それでも、覚醒しようと、煙草を取り出す。
深呼吸の要領で、ゆっくり一口味わってから、煙を吐き出す。
「酒抜けた?」
「二日酔いはしてないみたい」
足元に広がった空き缶の一つを、軽く蹴飛ばして私も煙草を1本抜いた。
狭いシートで、寝返りなんてできなかった。
両手を下ろし、ナオヤを見る。
「んー…ッ」
彼も目覚めたようだった。
「おはよ」
「…あー、はよ」
寝ぼけ眼を擦りながら、ナオヤも大きく伸びをした。
「今何時?」
「6時半すぎ」
「げ、まだそんな時間かよー」
目覚めてしまった自分を悔やむ様な声。
それでも、覚醒しようと、煙草を取り出す。
深呼吸の要領で、ゆっくり一口味わってから、煙を吐き出す。
「酒抜けた?」
「二日酔いはしてないみたい」
足元に広がった空き缶の一つを、軽く蹴飛ばして私も煙草を1本抜いた。
