『マリカ、もしかして…これ…?私と飛鳥もびっくりしたんだよね。』
七海は自分の腰を指指した。
『なにこれ、バーコード???どういうことだよ。』
『もしかして、僕たち全員にあるんじゃないでしょうか…?』
男子たちは全員自分の腰を確かめた。
『あ、恭介…』
『え?』
恭介の腰にも、陽太くんにも、絢斗…そして佑樹にもバーコードはあった。
『マリちゃん大丈夫ー?』
「大丈夫だよ、ありがとね飛鳥」
男子たちはあのあと時間短縮のため全員で一気にお風呂へ行きささっと出てきた。
なんか迷惑かけちゃって悪いな…。
ピンポンパンポーン
[8:00になりましたー。話し合いの時間だよー☆]
あ、レオンの声。
わざわざ教えてくれるんだなぁ。
この放送を聞いて36人、全員が一番奥の車両…あの例の部屋がある車両へ集まった。
『全員集まったわね。』
愛さんが言った。
『とりあえず…立候補いる?まぁ、いないよね…』
愛さんはちょっと笑いながら言った。
『は…はい…。』
誰かの声が聞こえた気がした。
気のせいだろうか。
『誰か返事した?』
『はい…。』
声の主は男性だった。
少し太っていて、髪はボサボサ。髭も少し生えている…。
なんというか不潔…というか…。
そんなイメージがあった。
『そのはいっていうのは何に対してのはいっていう返事?』
『立候補ですよ!立候補。僕は早く死にたいんですよ!
自殺しに遠くへ行くためにこの列車に乗って…なのに…!』
『本当にいいの?』
『あぁ。むしろ早く死にたい。』
そう言って男性は例の部屋へ入ってしまった。
七海は自分の腰を指指した。
『なにこれ、バーコード???どういうことだよ。』
『もしかして、僕たち全員にあるんじゃないでしょうか…?』
男子たちは全員自分の腰を確かめた。
『あ、恭介…』
『え?』
恭介の腰にも、陽太くんにも、絢斗…そして佑樹にもバーコードはあった。
『マリちゃん大丈夫ー?』
「大丈夫だよ、ありがとね飛鳥」
男子たちはあのあと時間短縮のため全員で一気にお風呂へ行きささっと出てきた。
なんか迷惑かけちゃって悪いな…。
ピンポンパンポーン
[8:00になりましたー。話し合いの時間だよー☆]
あ、レオンの声。
わざわざ教えてくれるんだなぁ。
この放送を聞いて36人、全員が一番奥の車両…あの例の部屋がある車両へ集まった。
『全員集まったわね。』
愛さんが言った。
『とりあえず…立候補いる?まぁ、いないよね…』
愛さんはちょっと笑いながら言った。
『は…はい…。』
誰かの声が聞こえた気がした。
気のせいだろうか。
『誰か返事した?』
『はい…。』
声の主は男性だった。
少し太っていて、髪はボサボサ。髭も少し生えている…。
なんというか不潔…というか…。
そんなイメージがあった。
『そのはいっていうのは何に対してのはいっていう返事?』
『立候補ですよ!立候補。僕は早く死にたいんですよ!
自殺しに遠くへ行くためにこの列車に乗って…なのに…!』
『本当にいいの?』
『あぁ。むしろ早く死にたい。』
そう言って男性は例の部屋へ入ってしまった。
