――カランカラン――



扉を開けると静かな店内に音が鳴り響いた




しかし、店員は現れず
私はしばらくその場所に突っ立っていた




『え~と・・・・・誰もいないのかな?』




これじゃまるでゴーストタウンならぬ
ゴーストカフェだ




軽く苦笑してゆっくりと中を見渡してみた



とても落ち着いた感じの雰囲気で
床はよく磨かれていてピカピカだ




カウンターには可愛い
くまの小物が置いてある