喫茶店からの贈り物

私が痛みをこらえてると






「おい裕也!女性を殴るなんて男として最低だぞ!」








と、流さんは言った








そして私に近づいて頭を撫でてくれた







「ごめんな、裕也のやつが。痛かったよな?」







『大丈夫・・・・・です』






本当は全然大丈夫じゃないけど







凄い申し訳なさそうに謝ってくる流さんを見たら大丈夫しか言えなかった







流さんはしばらく私の頭を撫でていた手をはなして裕也さんに向き直った






少しだけ名残惜しいと思ったのはきっときのせいだ